前のブログにはトランス脂肪酸が要注意と書きました。
みっちょんパパです。
それでは先に進みましょう。

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※食後に眠気を誘う件。
加工食品の中でも、白砂糖や精白小麦粉など、精製された炭水化物を多く含むものに当てはまります。
たとえば、フレンチトーストとかプレッツェルなどですね。
でも、ポテトチップスみたいに脂質も多く含むものなら、それらのおかげで消化がゆっくりになるので、少しは眠気が起きにくくなるんだって。
パパはいつでも食後に寝むくなるのは糖分や炭水化物の取りすぎなの?
寝不足なだけ?
※中毒性がある。
これについてはたぶん、ラベルを見てもわかりません。
メーカーはお金を儲けたいので、購入者がリピーターになってくれるよう、いろいろな手を使っているようです。
袋を開けたらすぐ食べられるスナック菓子やチョコバーには、悪魔の仕業かと思うほど、よく考えて作られているはずです。
脂質たっぷり、糖類たっぷりの合わせ技は基本で、たいていは塩分もそれなりの量が加えられています。
これに当てはまる商品名は、すぐにいくつも思い浮かべられるよね。
※「化学物質」が多く含まれる。
あらゆるものは化学物質でできています。
たとえば、パンやカップ麺はそんな添加物の宝庫です。(笑)
確かに、一部の加工食品は原材料のリストがやたらに長くて、その中には舌を噛みそうな長たらしい名前のものもたくさん含まれていますが、名前が小難しいからといってその成分が危険だということにはなりません。
保存料として使われることの多い「アスコルビン酸」や「トコフェロール」は、ラベルで名前を見ても実態がよくわからないかもしれませんが、それぞれ「ビタミンC」と「ビタミンE」を専門的に言い表したものにすぎません。
どちらも抗酸化作用があって、あなたの身体にとっても、食品の保存のためにも有益なのです。
着色料、調味料、保存料などは、必ずしもすべてが悪いものというわけではありません。
かつて論争を引き起こした成分も、そのほとんどはおそらく安全だと考えられています。
「それでも、注意したほうが良い成分はあるでしょ?」と気になる方は、米NPOの公益科学センター(CSPI)による、リストを検索。
副作用があるらしいという記事もありましたので、検索してみて下さい。
※地域経済や環境に悪影響がある。
自分の応援したい生産者から食品を買うことを、英語圏では「フォークで投票する(vote with your fork)」と言います。
大企業の製品は買いたくない、チェーン店よりも地元のパン屋さんにお金を落としたいと思うなら、その姿勢を貫きましょう。
また別の立場として、加工食品はポリ袋やビニールで過剰包装されているからとか、原材料の仕入れから工場での生産、小売店への配送までの各段階で相当の二酸化炭素を排出しているからといった理由で、環境に優しくないと考える人もいますよね。
ただ、体にいいか、悪いかについての記事になりますので、環境については棚の上に置かせて下さい。(笑)
なぜならば、作り手が利益を追求していようが、資源をムダ遣いしていようが、できあがった食品が身体に悪いということにはならないからです。
こうしたことを踏まえて初めて、食料品店で買い物をする際に(ファストフードのメニューを選ぶときに、かもしれませんが)、避けたほうが良い商品があるとしたら何か、をしっかり考えられるようになるんですね。
糖類を控えているのなら、甘味料としてアガベシロップを使った、見るからに健康的なフルーツジュースを選ぶしかないけれど、豚皮の揚げ物はスナック代わりにいくら食べてもOK、という選択もできるわけです。
こうして作戦の大枠が決まれば、あとはどう実践していくかを考えるだけです。
私がよくあるパターンは・・。
仕事中にお腹が空いて、手近で食べ物を調達するにはスナック菓子の自販機しかない。
以前なら、自販機の中のものは何もかも身体に悪いと決めつけて食べるのを我慢していたかもしれません。
あるいは観念してチョコレートに手を出してしまって、罪悪感に苛まれるとか。
でもこれからは、自販機の商品のどれを買うかを決める指針ができたわけです。
たとえば糖類を控えている人なら、自販機のお菓子ではミックスナッツなどが良い選択ということになります。
脂質の含有量は多いですけどね。
ガソリンスタンドで売られている軽食から選ぶなら、クラッカーとハムやチーズがセットになったランチャブルズは、高度に加工された食品ですが、タンパク質が摂取できるぶん、食後の眠気を誘発しにくいので、ポップターツよりはマシ、ということになります。
もちろん、加工食品なんて一切買う必要のない食生活が一番良いのでしょうが・・。
このご時世、すべての食事を最初からコツコツ作る人はあまりいないのでは・・?
そんなわけで、「加工食品の中でも割と健康的なもの」が役に立つのです。
たとえば、できあいのローストチキンとか。
冷凍のミートボールと瓶詰めのパスタソースがあれば、あっという間にスパゲッティが晩ご飯にできるし、余ったぶんは明日のランチになりますよね。
食材の生産過程だって、気にしたほうが良いのでしょう。
でも、みんながみんな、そんな時間の余裕があるわけではありません。
もちろん、人類の歴史を振り返れば、そうしていた時代もありましたよね。
でも今や、食事をイチから自炊するというのは、むしろ趣味の領域です。
そうできるのならそれに越したことはないですが、「誰もがしなくてはならないこと」ではありません。
私たちは加工食品の満ち溢れた世界に生きています。
その恩恵を受けるのは、決して悪いことではないと私は思ってます。
が、あなたはどうでしょう?